やってはいけない!資産運用で気をつけなければいけない3つのこと
今日は資産運用でこれはやっていけない!ということに関してお伝えしてきます。川瀬さんが思いつくことはなんですか?
大井さんからいくつも教えていただいた中で一番やってはいけないと思うのが、「手数料が高い金融商品を買ってはいけない」ということです。金融商品の手数料は分かりにくかったり、いつ引かれているか分からなかったりします。
そうですね。手数料は地味ですけど、全体のリターンを高めるためには非常に大事ですね。
2つ目は仕組みが複雑なものを買わないということです。
複雑といってもいろいろあると思います。営業マンさんが持ってきて、説明してもらっても分からないということでしょうか?
一見、元本が保証されていたり、リターンが10年保証されていたりして、すごく良く見えるんですが、この商品はどういったときに増えて、どういった時に損するんだろうと分からないものがあるんですね。良いところばかりがアピールされている。
いわゆる仕組み商品とか、ちょっと難しいんですがデリバティブとか金融派生商品ですね、そういった複雑なものはやめた方がいいということですね。
3つ目は手持ちの資金を全額投資しようとすることです。それで一発逆転したいと考える方もいらっしゃると思うんですが、全額を投資して上がるか下がるに賭けてしまう、何かの商品に一点集中してしまうと、取り返しのつかない負けになってしまうこともある。
負けて退場をしないということが、長期に続けるためには非常に大事。
よく退職金が出ると1000万円以上のお金が振り込まれて、急にお金持ちになった気がして、これを増やそうとしてドバッと投資してしまう人がいますけど、そういうことはやらない方がいいということですね。まとめてみましょう。
川瀬さんは以前、FXで以前失敗されたという話をされていたと思いますが、その時はどうでしたか?
その時はまず、自分がFXというものがどういう投資かということをわかっていませんでした。投資をするとお金がすぐに増えたり、減ったりするのが目で見て分かって、楽しい。それでお金が増えると楽しい。
当時は社会人1年目とかでお金もなかったけれど、冬のボーナスが出たんです。
どかっときたんですね(笑)
どかっときました(笑)このお金を増やすことで日々の生活を豊かにしたかった。40万円くらいを全額FXに投入しました。すごい値動きで、丁か半かみたいな感じだったんですが、それがリスクが高い投資だということが理解できていなかった。それが全額無くした理由なのかなと思います。
損失が増えてくると冷静さを失ったりとか、一発勝負をかけて取り戻そうと焦ることが、自分のコントロールを失うポイントなのかなと思います。こういった状況に陥ったら、自分は投機的な投資に向いてないのかなと立ち止まることが重要です。
本当の資産運用はそういった投機的な投資ばかりではありません。川瀬さんはその後どうですか?
FXで失敗して、自分はもう投資は向いていないと思ったので、完全に足を洗っていました。その後、たまたま大井さんに出会って分散投資という方法を知りました。理屈的に投機とは違うことが分かってまずはやってみようと。
やってみてどうですか?
大きく違うのは、そんなに大きく変動しない点です。動きが穏やかです。ですので、心理的にも負担がなく資産運用ができていると感じています。
それはすごく大事なことで、投資は株やFXが全てじゃないということなんです。ストレスを感じず、コツコツと投資する方法があるということです。そしてお金は時間が経てばたつほど増えていきます。それが長期分散投資なんです。